旅と漫画とコーヒーと

旅の話や読んだ漫画・本についての感想などをつらつらと

考え方

斎藤幸平著『人新世の「資本論」』を読んで

大学時代か高校時代に社会主義は資本主義を経て到達するみたいな話を聞いた覚えがあって、それを定期的に思い出しては「あれなんだったかなぁ・・・」ってなってたので、それをこの本を読んで「あ、やっぱそういう話あったよね」となった。 この本の内容云々…

粟田房穂著『ディズニーリゾートの経済学 新版』を読んで

最近経済も気になっているところだったので読んでみた。 2013年の本でも十分に面白く読む価値があったなと思う本だった。 経済に疎いのもあって、どれもこれも「はー、そういうことかー」と思ってしまった。 特に成熟消費社会の話は非常に興味深かったので関…

「〜したい」と「〜する」の差

何かを実現した人・達成した人と、実現できていない人・達成できていない人との間にある違いは、その行動の根底にある考え方にあるんじゃないとふと思った。 前者は「〜する」が根底にあって、後者は「〜したい」なんじゃないのかなと。 某海賊漫画の主人公…

物差し

「こう考えるのが普通」という言葉には『誰にとっても』ではなく『自分にとっては』という一言が抜けてる。 その普通は自分の物差しで考えたときの普通であって、自分以外にとってもそれが普通であるとは限らない。 普通という言葉は便利かもしれないが、そ…

問いも答えも自分の中

天気がいいし、運動不足でもあるので少し外に散歩に出た。 家の中で考えるのもいいけど、ずっとだと頭の中が固まってくる。 走ったり歩いたりしているとその頭の中が整理されていい。 だいたいぐるぐる考えてることって、答えがそもそも存在しないか、もしく…

飛行機に乗れなくて辛い!とはならない

「飛行機に乗れなくて辛い・・・」という話をする旅好きな友人が何人かいる。 自分は旅は好きだけど、正直なところ飛行機に乗るのは好きではないからその気持ちはよくわからない。 ただ話を聞いていると「飛行機に乗りたい」というよりも「今いるところでは…

格差の生まれ方

「富むものはより富み、貧しいものはより貧しくなる」そんな構図がこのコロナ禍で鮮明になった気がするが、その富むものと貧しいものとの差はどこから生まれるのかなあとぼんやり考えた。 多分その格差は教育の格差から来るのだろうと思うんだけど、でもその…

生き方は自由

どういう人生を歩んでいるかを聞くのはとても楽しい。 自分では絶対に選ばない道を選んでいる人の話なんてものは特に。 本人が偶然にせよ必然にせよ選んで生きている人生に他者がああだこうだいうものでもない。 生き方は自由で、人生に正解も不正解もないの…